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死別の悲しみの中で、死について感じたこと

 

 

 

ブログを開いてくださってありがとうございます。

 

 

早いもので7月を迎えて5日目です。

 

自分で書きながら、

2020年も後半に入ったことに驚いています。

 

 

 

すっかりブログの更新が減っていましたが…

 

夫が3月に他界してから

 

元氣だったり、

元氣でなかったりしながら

 

その時々の私を

大切に愛しみながら日々を過ごしていました。

 

 

 

あらゆる死別の中で

最もストレス値が高いと言われているパートナーとの死別。

 

悲しみや喪失感が沸き上がることが自然です。

 

私も人生で初めての

受け止めきれないほどの悲しみの中で過ごしていました。

 

 

 

どのように過ごしていたのか

記憶がない日々がありながらも

 

今日、こうして

私はブログを書いています。

 

生きるとはそういうことなのですね。

 

 

 

先月の夏至を過ぎた頃から

少しずつエネルギーが上がって来るのを感じていて

 

ふと、ブログに書きたいな…

と思うことが浮かんでくるのですが、

 

文章にしていくことが難しくメモに残しています。

 

ゆっくりと文字に起こしていきますね。

 

 

 

今日は夫との死別の中で

感じたことなどを書こうと思います。

 

重たいテーマかも知れません。

梅雨時で、気持ちもどんよりとしがちです。

苦手な方はスルーなさってくださいね。

 

 

 

 

 

 

私は夫との死別したことで、

出会ったことのなかった【不安定な私】と出会いました。

 

呼吸の仕方も分からなくなって

何度も過呼吸を起こしそうになりました。

 

 

 

幼少期からトラウマが多かったですし

ハードな体験も多く、

それなりに自分と向き合うことを重ねてきた私です。

 

そこそこ心が鍛えられていて

強さを持っていると思っていましたが

 

パートナーの死は一撃で私を倒しました。

 

 

 

そんな自分に戸惑いつつも

自分の手を放さずにいられたのは、

 

心について学んだり

心理セラピーを受けて来た中で

自然と育まれてきた安心感や、

培ってきた土台のおかげだったな…とつくづく思います。

 

あっていけない思いも感情もないことを

私自身の体験として知っていたので、

どんな感情にも居場所をあげることができました。

 

そして

いい意味で降参してしまうことができたのも

大きかったのかも知れません。

 

押し寄せる悲しみや喪失感の中、

自分ではどうすることもできなかった。

 

もう、なるようになれーって感じです。

降参するしかなかったんです。

 

 

 

心も身体も動けず、

もう二度と戻ることはないのではないか…と

思ってしまうほど弱っていた私でしたが、

 

一方で

私はすごく愛されているんだ

 

ということを

思い知らされた日々でもありました。

 

 


 

喪失感や孤独感。

罪悪感や悲しみ、絶望感…の中で苦しむ私に

 

どれほど多くの方が

励ましや愛を送ってくださったことか。

 

ブログを通じて

お友達になってくださった方からも

エールをいただきました。

本当に、本当にありがとうございます♡

 

人は人と繋がりながら生きていくことで

支えられたり、支えたり

見失いそうになった時も

引き上げてくれる人がいて

 

その愛に支えられる中で

私はゆっくりとゆっくりと

自分の力を取り戻していけばいいんだと思えました。

 

優しい時間を私に与えてくださった皆さんに

心から感謝しています。

 

 


 

そして

私を一撃で倒した張本人である夫も

(↑↑ この言い方…笑  夫よごめんね。)

 

他界したその日から

毎日、毎日、毎日…あの手この手で

 

愛していること

形は変わっても、変わらず守ってくれていること

亡くなった瞬間から私の側を離れていないこと

そして

これからもずっと側にいて守っていること…

 

すべては書きませんが

 

圧倒的な愛と共に

本気で全力で、伝えてきてくれています。

 

 

 

 

このような時を過ごす中で、

【死】について感じたことがあります。

 

これは、あくまでも私が感じたことですので

すべての方に当てはまるとは思いません。

 

それぞれの感じ方があっていいと思いますし。

 

「まこはこんな風に死を捉えているんだな…」

という観点で

読み進めていただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

死とは、

肉体がなくなること。

 

当たり前のようですが、

死とは肉体から魂が離れること。

 

 

 

死とは

どんなに触れたいと思っても


もう二度と

触れることはできないということ。

 

 


死とは

もう触れることはできないけれど

 

生きていた時よりも

ずっとずっと近くにいるということ。



 

きっと夫がいない寂しさは

ずっと消えないけれど

 

死は永遠の別れではない。

 


 

これが

夫との死別から感じた

私にとっての真実でした。

 


 

文字にすると

当たり前のことを書いているようですが、

 

このことが

 

肚の底から分かるのが

愛する人との死別なのかも知れません。

 

 

 

 

 

余談になりますが…

 

私は夫から、

 

亡くなった人を

感じられようが、感じられまいが

側にいて守っていることを教わりました。

 

 

誰の側にいるかを選ぶのはあくまで故人です。

 

肉体を離れたからこそ

ある意味、

肉体があった時より制限がなく自由です。

 

だから嘘がつけない。

本当の自分でいるしかなくなるようです。

 

そして、すべての魂が

遺された人の側にいることを

選択するというわけではなさそうです。

 


他界した私の母は、

あちらでまだ休んでいたいようで

私を見守りつつも、

すぐ側にいるわけではないようです。

 


どのように過ごすのかもそれぞれのようです。

多くの魂はしばらくは休み、

その後

魂のグループに戻っていくのかも知れません。

 

肉体を離れても意思があり

その意思は

無条件の愛の中で尊重されるそうです。

 

 

 

 

繰り返しになりますが…

 

愛する人と死別すると

もう二度と

愛しい人に触れることはできなくなります。

 

夢の中では触れられますし

夫が触れてくるのは感じます。

 

でも、

肉体があった頃のように

触れることは叶いません。

 

 

 

私は言葉で伝えることや

ハグすることを大切にしていました。

 

なので、

愛していること、大好きなこと。

感謝していること。

日々、

伝えていたし、ハグもしていました。

 

それでも

足りなかった。

 

全然、足りなかった…

 

もっと伝えればよかった

もっと触れればよかった

もっと抱きしめればよかった

もっと話せばよかった

 

そんな後悔も出てきました。

 

 


 

このブログを読んでくださっている

あなたの側に

パートナーや家族、友人など…

愛する人がいるのなら、

 

どうか

言葉を惜しまず、

態度を惜しまず、

 

愛を伝えることに

出し惜しみしないでください。

 

きっと、どんなに伝えても

足りなかった…と思うのではないかな。

(自分が死んでも、愛する人の死でも…)

 

 

 

夫との死別をブログのテーマにするのは

どうなんだろう…とも思いましたが、

 

愛の表現は、

出し惜しみしない方がいいことを

必要な方にお届けできたら…

と思って書きました。

 

 

 

 

人によっては

重たいテーマだったかも知れません。

 

ここまで

読んでくださったことに感謝しています。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

夫との死別の経験から

今まで以上に

 

苦しみや辛い気持ちを抱えている方が

笑顔を取り戻せるよう

そのサポートをしたいという思いが強くなりました。

 

自然な自分で過ごすことの心地よさも

知って欲しいと思っています。

 

本当の自分で生きていくヒントになるような

ミニ講座やワークショップなど

今後、開催していく予定です。

 

予定しているのは…

 

●毎日できる自律神経のセルフケア

●人間関係が楽になる『境界線』の引き方

●セルフコンパッションで毎日のストレスケア

●心と身体を整える『触れる』セルフケア

●瞑想会

 

などです。

(内容が変わる可能性もあります)

 

 

対面とオンライン。

どちらもやって行きたいと思います。

 

個人的に親しい方とグループでのご受講も可能です。

曜日や時間帯も、ご相談ください。

 

ご興味のある方は、お問合せくださいね。


本当の自分で生きて行くお仲間に

あなたにもなっていただけたら嬉しいです。

 

 

 

梅雨時で、湿気にあたって

体調を崩されている方も多いようです。

 

私も一年で一番苦手な季節です。

 

こんな時は、無理をせず、

いつもの半分の力で動きましょう。

 

日々のセルフケアを大切に

ご自分に優しくお過ごしください。